スリランカでアーユルヴェーダ体験⑤|効果を最大限引き出す事前準備と過ごし方のコツ

アーユルヴェーダ

スリランカでアーユルヴェーダリトリートを受けるなら、事前準備と現地での過ごし方が効果を左右します。今回は、私が1週間のリトリートを通して「これはやって良かった!」と思ったことや、「次に行くなら、もっとこう過ごしたい」と感じたことをまとめます。

どれも少し意識するだけで実践できるものばかり。これからアーユルヴェーダリトリートを予定している方の参考になれば嬉しいです。

【記事シリーズ】

アーユルヴェーダの効果を高める事前準備

消化力を上げておく

アーユルヴェーダでは、健康の土台となるのが「消化力(アグニ)」。
消化力が高いと、体内に老廃物や毒素が溜まりにくく、短期間の治療であってもアーユルヴェーダの効果をすんなり受け取れます。

せっかく本場で治療を受けるなら、その効果を最大限享受したいと思い、私は渡航前の約3週間、食生活を整えながら過ごしました。
具体的には、コーヒー、紅茶、小麦製品、白砂糖、揚げ物など油の多い食事をなるべく控えること。
同時に「トリカトゥ」を取り入れました。これは3種類のスパイスをブレンドしたもので、強力な消化促進作用があります。

こうした準備で体内がすっきりしていたおかげか、現地ではほぼ好転反応なく過ごせましたし、帰国後も安定して良い状態。
どこまで取り組めるかはもちろん個人差がありますが、「身体を整えてから行く」という意識だけでも、リトリートがより充実したものになると感じています。

3種のスパイスで作るトリカトゥ。飲んですぐにお腹がポッポします
トリカトゥはピッタを強めるので、コリアンダーティーで鎮静を

「治療で叶えたいこと」を先にドクターに伝える

タマリンドツリーガーデンリゾートでは、滞在の2週間程前にオンライン問診が送付され、既往歴や現在の疾患、自覚症状などを回答します。
ただ、問診票は結構限定的な内容で、人それぞれのちょっとした不調(肩こりやドライアイ、片頭痛とか)や、「今回の滞在で何を一番重視したいか」といった要望を伝える欄がありません。

個人的に、アーユルヴェーダ滞在をする人って、
①現在の疾患に対処したい
②軽微な不調を改善したい
③特に問題はないが、より良い状態を目指したい
の3つぐらいのパターンがあると思っていて(私は主に③)、滞在期間やその人の価値観によっても、治療に求めることは違うはず。

でも、施設からの問診票では②③を伝えることが難しい…。
そこで私は、日本窓口の担当者にお願いして、今回の滞在の目的、日本で行っている事前準備、担当ドクターのリクエストなどを、事前に現地に伝えてもらうことにしました。

その中で、「1週間という短期滞在であっても、積極的な治療を望みます(そのために、自分でもしっかり体を整えていきます)」と明確に言葉にしています。
これが、短期滞在での異例のパンチャカルマ治療につながった一つの要因かなと思います。
(パンチャカルマを受けられるようになった経緯の詳細は前回記事で)

1週間程度の滞在では、どうしても安全性を重視した無難な治療プランになりやすいもの。
だからこそ、「何を改善したいのか」「どんな滞在にしたいのか」は、遠慮せず事前に伝えておくことがお勧めです。タマリンドツリー日本窓口の中尾さんも、とてもサポーティブな方なので、ぜひ頼ってみてください!

現地で感じた過ごし方のコツ

今回滞在してみて、この辺を意識すれば、より快適で充実したアーユルヴェーダ滞在になりそうと思うポイントもまとめてみます。

リクエストは率直に!

タマリンドツリーの素敵なところは、本格的な治療も受けられつつ、患者の希望も大事にしてくれること。かなり柔軟に対応してくれるので、リクエストがあれば、ぜひ率直に伝えてみてください。

【私が叶えてもらったリクエストたち】
・初回のコンサル担当医の指名
・短期滞在でのパンチャカルマ
・トリートメントメニューの変更
・毎食の食事量(ハーフポーションに)
・一部アクティビティのスキップや時間短縮、日程変更
・滞在中の一時外出・外食(現地の友人ファミリーと会うため)
※その他、室内の設備不調なども都度迅速に対応してもらえました

特にアーユルヴェーダの施術について、受けてみたいメニューがある場合は、ぜひドクターに相談を!
私は今回の治療プランにフェイシャルマッサージ(肌荒れや眼精疲労がある方のメニューには組まれてた)が含まれていなかったのですが、個人的に好きなのでリクエストしてみました。

元々の治療プランを崩しちゃうかなと少し心配したのですが、ドクターは結構あっさり受け入れてくれ、効果の大きい治療には影響させない形で追加してくれました。

最終日も、長距離フライトに備えて、当初のプランよりもマッサージの部位を追加してもらい、替わりにフラワーバスの時間を短縮してもらうことに。
セラピストさんたちも、急に施術内容が変更になっても、嫌な顔ひとつせず対応してくれて嬉しかったです。

そうそう、スタッフ間の伝達もスムーズなようで、レセプションやドクターのどちらかに変更希望を伝えれば、ちゃんと関係者に連携して対応してくれます。
スリランカ人は良くも悪くものんびりしているので、過去の経験上、リクエストしても忘れられるかもと心配してたのですが、タマリンドツリーでは毎回ちゃんと通っていて、良い意味で驚きました(失礼)

丁寧に身体の声を聴く

リトリート中は、毎日心身の状態が繊細に変化します。
だからこそ、その日の予定よりも、自分の感覚を優先してあげることが大切。

特に当てはまるのがアクティビティです。
施設側は、滞在者が楽しめるように色々工夫してプランを組んでくれていますが、「何もしない時間」も、アーユルヴェーダでは立派な治療の一部。

眠ければ昼寝をする。
ぼーっとしたければ木陰で過ごす。
そうした時間に、身体の中で必要な変化が起きているんだと思います。

私は今回、「せっかくだから」とほとんどのアクティビティに参加しましたが、今振り返ると、もっと休んでも良かったなぁと…。次回滞在するとしたら、大半のアクティビティをスキップして、もっとのんびり過ごします。

日焼け対策のコツ

ラグーンに沈む夕陽。とってもキレイだけど、侮れない暑さ
水分補給として、抜群に優秀なココナッツジュース

スリランカの日差しは、日本よりずっと強烈。
SPF50とかの強力な日焼け止めを使いたくなると思いますが、塗るタイミングや塗り方には少し注意が必要です。

アーユルヴェーダでは、たっぷりの薬効オイルを皮膚に浸透させます。
施術前に落ちにくい日焼け止めで肌をコーティングしてしまうと、その浸透を妨げてしまう可能性が。

これはほんっとーに勿体ないので、事前に施術範囲を確認してから塗るか、羽織もので対策するのがお勧めです。特に、振ってから使う二層式のタイプは、石鹸だけでは落ちにくく、ボディ用であってもクレンジングが必要な商品もあるので、避けた方がベターかなと思います。

まとめ

ちょっとした工夫でも、リトリートの効果は高まります。

少しだけ食生活を整えてみること。
身体の声をよく聴くこと。
そして、自分を急かさず、ゆっくり過ごすこと。

これからスリランカでアーユルヴェーダを受ける方は、ぜひ施術だけでなく、「過ごし方」も楽しんでみてくださいね。

次回→アーユルヴェーダ体験シリーズの最終編として、「アーユルヴェーダ×シータヒーリング」を書きます。個人的に、この2つは相乗効果がすごい!!

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