シータヒーリングといえば、潜在意識のネガティブなブロックを解放して、軽やかで前向きな思考パターンへシフトするための手法として知られています。でも実は、シータヒーリングでできることは驚く程幅広いのです。
今回は、私の「ある1日」を例に、日常生活の中でのちょっとした困りごとや願いに活用できる、いくつかのシータヒーリングのテクニックをご紹介します。「そんなこともできるの？」と楽しみながら読んでいただけると嬉しいです。
探し物を見つける
その日は、午後に素敵な瞑想イベントに参加する予定がありました。初めて会う方も多いだろうと思い、ヒーラー用の名刺を持っていくことに。
ところが、肝心の名刺入れが見つからないのです。心当たりのある場所を全て探し、絶対にないであろう場所もあちこち探しましたが見つかりません。もしかすると、外で落とした可能性も…。クレジットカードも入れていたので、探しながらどんどん焦ってきました。
そこで創造主にチャネリングして、「どこにあるの？」と尋ねてみました。すると、「外じゃないよ。家の中にある」との答えが。散々探した後だったので、「私が簡単に見つけられるようにして」と創造主にコマンドしました。
そして1分後、ふと気になり、リビングにある棚と床の僅かな隙間を覗き込んでみると、名刺入れを発見！多分、子供がハイハイで遊んでいる時に入り込んでしまったんでしょう。
夫に手伝ってもらい、自分たちで20分探しても見つからなかったのに、創造主にコマンドするとたった1分。もっと早くにお願いすればよかったです。
時間を曲げる
名刺入れ探しに時間をとられ、予定より20分遅れての出発になりました。Googleマップで目的地までの最短ルートを検索すると、所要時間は45分。10時15分に出発して、11時到着予定と表示されました。もう少し早く着きたいなと思った私は、創造主に「時間を曲げて。10時50分までに最高最善に目的地に到着できるようにして」とコマンド。
出がけに少しバタつき、結局出発できたのは10時18分頃でしたが、なぜか1本前の電車に乗れました。更に、電車を乗り換える際、本来各駅停車しか停まらないはずの目的地に、その時だけピンポイントで急行が臨時停車するというアナウンスが流れます。
しかも、ご丁寧に目の前にその列車が到着してくれたため、各駅停車に乗るのをやめて、急行を利用。目的地についてから時間を確認すると、コマンド通り、10時50分ぴったりでした。
シータヒーリングでは様々な法則に干渉することができるのですが、時間の法則は曲げやすいもののひとつ。他のシータヒーラーからも、時間を曲げて遅刻をまぬがれたとか、大量のタスクをありえないような短時間でこなしたとか、様々なエピソードを聞きます。
混んでいるカフェで席を確保する
こうしてたどり着いた目的地は、お気に入りのカフェ。
自宅から少し遠く、1年以上来れていなかったのですが、今回のイベント会場に近かったので久しぶりに来ることができました。次いつ来れるか分からないので、「今回は絶対イートインでゆっくりしたい！」と思い、お店に到着する前に、またもや創造主にコマンド。
「私にとって居心地の良い席に、スムーズに座れるようにして」と。
すると、お店に到着した時には満席で、イートイン待ちの人も複数いたものの、私が待ち始めてから退店する人が続き、たった5分で角にある快適な席に案内してもらうことができました。
店内の混雑も程よく収まり、心地よいランチタイムを過ごせました。
似たようなケースとして、電車に乗る時にも同じようなコマンドが使えます。
疲れていたり体調が悪い時、重い荷物があったり、乗車時間が長い時など、「今日は座りたいな」と思う日ってありますよね？そういう時は電車に乗る前に創造主にコマンドしておきます。すると、混んでいる電車なのに何故かポツンと席が空いていたり、1～2駅経過したところで目の前の人が降車して座れたり、といったことが起きます。
スマホの充電をコントロールする
カフェタイムを満喫した後、イベント会場に移動し、素敵な瞑想会が始まります。
合間の休憩時間にふとスマホを見ると、それほど使った覚えもないのに、なぜか残りの充電が4％に。慌てて帰りの電車ルートを確認し、機内モードへと変更するたった3分で、みるみる減って残り1％になってしまいました。
イベントが終わって電車に乗り、自宅の最寄り駅の改札を通るまで、推定3時間。充電器も持っていないので、なんとかこの1%で乗り切らないといけません。そこで、またまた創造主にコマンドします。
「私が自宅に帰るまで、スマホの充電を1％以上の状態に維持して」と。
その後、最後までイベントを堪能。内心のハラハラを隠し、事後アンケートに回答したり、スタッフや他の参加者の方々と挨拶を交わします。その中のお一人とお喋りしつつ駅に向かい、恐る恐るスマホをかざすと、ピッと反応して改札が開きます。内心で大喜びしました。（それまで、ちょっとした操作でも電池が減るのではと思うと、怖くてスマホを触れなかったのです。）
車内では極力スマホを見ないようにして、いよいよ着いた最寄り駅。祈るような気持ちでスマホをかざすと「ピッ！」と反応して改札がオープン！
「創造主さいこう！ありがとう！」と今日イチの感謝を送りつつ、颯爽と通り抜けます。そして自宅に到着し、ふとスマホを見た瞬間に充電が切れました。コマンドした通り、家に着く瞬間までは、1％以上を保ってくれていたのです。
今はリモートワークも増えているので、スマホやPCの充電をコントロールできるって、何気に便利ですよね。友人のなかには、入浴中、手が滑って水没させたスマホを、創造主へのコマンドで復活させた猛者もいました（笑）
オーラフィールドの浄化
なんとか無事に帰宅し、一息ついた夜。
この日は渋谷や新宿といった、人が多く波動も重めなエリアを通ったこともあり、くっついてきた浮遊霊やネガティブなエネルギーを浄化し、オーラフィールドを整えました。
知らない人同士でも、無意識に様々な思念を送り合っているので、オーラフィールドの浄化はほとんど毎日使うテクニックです。
日常に活かせるシータヒーリング
シータヒーリングは、潜在意識の書き換えや、リーディング・ヒーリングに留まらず、日常の「ちょっと困った」や「こうなればいいな」を助けてくれる心強いツールです。あらゆる場面で応用がきき、その場でほんの数秒でできる手軽さも魅力のひとつ。
今回ご紹介した活用事例も、特にシータヒーリングの公式テクニックというわけではなく、「自分がその時、創造主からどんなサポートを得たいか」を意図しただけです。以前、シータヒーラーのお友達が、「私にとっての創造主は、なんでも叶えてくれる便利な親友」と言っていたことがあるのですが、言い得て妙だなと思います。
もし、この記事を読んで「自分もやってみたい！」と思ったら、ぜひシータヒーリングの世界に踏み出してみてください。日々の小さな奇跡を通じて、あなたの日常がもっと楽しく、快適になるはずです。
