波長が合う存在を大切に

プライベート

明けましておめでとうございます!
年末年始の東京はずっと晴天。気持ちの良い新年を迎えることができました。
これまで年末年始は、のんびりテレビを観ながら過ごすのが子供の頃からの定番だったのですが、我が家は半年ぐらい前からテレビ無し生活(急に壊れた)をしているので、今年はお正月特番も観られず。テレビで放映されるネガティブなニュースのエネルギーに触れずに済むのは、テレビ無し生活の良いところだなと思いますが、お正月ぐらいはテレビ観たいなぁ…。子供の頃からの習慣って影響大ですね。

帰省もせず、家族3人+にゃんこで普段通りに過ごしているので、年末年始感は薄めだったのですが、おせちとお雑煮はつくりました。夫と一緒にお膳やお正月のお花をキレイに飾って、この時期ならではの食事を楽しむ。すると、やっぱりハレの日という感じ。一昨年は年末に夫婦揃ってコロナにかかり、お正月は寝込んで終了。去年は子供が生まれた直後でバタバタしていたため、2年ぶりにちゃんとお正月をお祝いできて、うれしかったです。

皆さんの抱負は?

さて、今年は皆さま、どんなふうに過ごしていきたいでしょうか?
年末年始のお休みを使って、今年の抱負を決められる方も多いと思うのですが、私は一度も真剣に抱負を考えたことがありません。1年の指針を、どの程度真剣に決めればいいのか分からなかったんです。自分の内面に深く向き合って決めるとなると、新年初っ端からしんどい作業だし、かといって適当に”ぽい”ものを決めても、どうせ見返すこともないだろうと思って。

ですが、年末に「完璧主義を手放す」というテーマでビリーフワークをしたので、バッチリ練った完璧な抱負ではなくて、今の心に沿った1年の方針をゆるりと書いておこうと思います。

「波長が合う」を大事に

年末に家族で広島県の宮島に旅行に行ったのですが、そこで素晴らしいシーンを目撃しました。
世界遺産の厳島神社の大鳥居は、満潮時は海の中に立っていますが、干潮になると完全に露出した根本まで歩いて行くことができます。そのタイミングを狙って大鳥居の真下まで訪れた時のこと。
一羽のサギと一頭の鹿が大鳥居に登場しました。ふたりは追いかけっこを楽しんでいるようで、片方は素晴らしい飛翔、もう片方は見惚れるような跳躍で、百メートル以上離れた浜辺と鳥居を何度も一緒に行き来していました。その時の動画がこちら↓

一見、鹿が一方的にサギを慕っているように見えつつ、しばらく観察していると、サギは鹿がちゃんと付いてきてくれているか確認していました。種族は違えど、お互いの存在を受け入れているんだなというのが伝わってきてほっこり。

ユニバース(創造主)の観点からみると、人間も動物も物質も、全ての存在はエネルギーであり、喩えるなら光の粒々です。人間の感覚では、異なる動物同士で仲良くする姿は、珍しくて感動的な感じがしますよね。でも、皆が光の粒々だと捉えると、種族に関係なく相手の光に惹かれることは、自然なことなんだと思います。

皆さんも日々の生活のなかで、たとえば雑貨屋さんでふと見た小物に一目ぼれするとか、道端や公園にお気に入りの木があるとか、初めて会った人なのにすごく信頼できそうな感じがするとか、そういう経験があるのではないでしょうか。
そして相手からも、なんとなく歓迎されているような、好かれているような感じがしたり。
そういう存在に触れたり、会えたりしただけで嬉しくなったり。

物でも、植物でも、人でも、自分と波長の合う心地よい存在たちと日々を過ごすこと、これを自分に許してあげることは、すなわち自分の人生を大切にすることです。苦難や競争やジャッジメントなどのハードな現実を通さなくても、私たちが学びたいことは軽やかに学び、前進していけるのです。

というわけで、今年は波長が合う素敵な存在たちにアンテナを立てて、沢山出会っていきたいです。そのためにも、自分自身が更に軽やかなエネルギーになっていこうと思います。すると、アンテナもますます高性能に、惹かれ合うのは更にポジティブで軽やかな存在たちになっていくでしょう。

皆さんも、私自身も、素晴らしい1年を過ごせますように。

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