今日は、「思考は現実化する」ということについて、私の体験をシェアしながらお伝えしたいと思います。
最近のできごと
最近、我が家ではいろんな物が壊れます。浴室のシャワー水栓、浴槽の排水口、トイレのウォシュレット、キッチンの蛍光灯、そしてリビングのテレビ。今の家に住み始めて5年目ですが、この数か月で水回りを中心に次々と不調が発生しています。
もしかして、建物や設備自体に欠陥があるのか…?
いえ、そうではありません。私(と夫)が「そうあれ」と望んだからです。
我が家(マンション)はしっかりした造りではあるものの、築15年を超えているので、水回りに少々古さがあり、築浅の友人宅に伺った際は真新しい水回り設備を見て、「いいなぁ、うちもこうだったら…」とよく思っていました。
そして数か月前のある日、以前から続いていたシャワーヘッドのごく軽微な不調について、夫が「気になるから」と管理会社に連絡してくれました。すると、なんとシャワーヘッドだけではなく、大元の水栓部分もまるっと新しいものに取り換えていただけたのです。浴室の中心設備がピカピカになったことで、夫も私もうっきうき。
その時、無意識下で私の脳は学習しました。「そうか、壊れれば新しいものに換えてもらえるんだ!」
そこから短期間で、経年劣化による不調が次々に出始めました。ただし、いずれもごく軽微で、日常で使用する分にはさほど問題ありません。これはおそらく、私が「使えなくなると困るから、壊れるにしても軽めがいいなぁ」と思っていたからでしょう。
最終的には全て新品に交換となり、家自体のエネルギーも軽くなりました。遅かれ早かれ表面化したであろう劣化は、私の願望をきっかけに、我が家と管理会社双方に負担の少ない形で解消したのです。
一方、ネガティブな形で思考が現実化したのが、今回壊れたテレビです。
買って3年しか経っていないのに、夫と「子供が生まれてからほとんど見なくなったし、このままテレビ無し生活に切り替えるのもいいね」と言い始めた辺りで急に壊れました。人にお譲りするにしても、処分するにしても、壊れていない方が都合がいいので、この件は正直すこしショックでした…。
また別の例で、ある先輩シータヒーラーは、セミナーで屋久島に行った際、仲間たち2人と「明日帰るなんて嫌だー!もっとこの島にいたいよね!」と話していたところ、見事に翌日の飛行機が欠航。延泊することになり、少々大変な思いをしたそうです。シータヒーラーは潜在意識を意図的にコントロールできる分、思考が現実化するまでのスピードが特に早いのですが、さすがにシータヒーラーが3人も集まると、即座に願いが現実化するんだなぁと感心したエピソードです。
潜在意識の現実化パターン
このように、私たち人間の思考や願望は現実の事象に大きく影響しています。
ここで気を付けなければならないのは、意識の90%以上を占める潜在意識は、何がポジティブで何がネガティブかを区別していないということです。ゆえに、望んだ結果を引き寄せようとした時、潜在意識が選択したパターンや方法は、顕在意識的には、時にネガティブなものであったりします。極端な例でいうと、「1億円ほしい!」を叶えるために、交通事故の被害者として障害を負い、その保険金として望む金額を手に入れるという方法で現実化してしまう可能性すらあるのです。
何かを得たい/叶えたい時、あなたの潜在意識はどんな方法でそれを現実化しているでしょうか?
そしてそのやり方は、今のあなたにとって心地よいものでしょうか?
この問いを自分に投げかけてみることは、人生を軽やかに生きていくための大切なステップです。
潜在意識には無数のパターンが蓄積されていますが、自分が気づき、望みさえすれば、いつでもやり方は変えられるのです。