私たちは、無意識のレベルで本当にたくさんの思い込み(ビリーフ)を持って生きています。
その中でも、多くの人がとても自然に持っているもののひとつが、
「私は老いなければならない」
というビリーフではないかな、と思います。
今の時代、医療技術はどんどん進歩し、昔は不治の病とされていたものも治るようになってきました。美容医療も身近になり、化粧品のクオリティもとても高い。
アンチエイジングに関する知識や技術も、手軽に、しかもリーズナブルに手に入る時代です。
それなのに、私たちの潜在意識の深いところには、「老いは避けられないもの」という前提が刷り込まれています。
「老い」と「死」は、最も重要な生存戦略のひとつ
実は、潜在意識レベルで見ると、「老いなければならない」どころか、「死ななければならない」というプログラムさえ持っていることがあります。
なぜか?
理由はとてもシンプルで、そうしないと、コミュニティ全体の生が脅かされるからです。
地球が物質的にここまで豊かになったのは、ほんの数十年のこと。
それも世界全体のごく一部の話です。
いつの時代も、今日・明日を生き延びるための食糧の確保は、人類にとっての最重要課題でした。
限られた資源の中で、子どもから大人、そして高齢者まで、それぞれが必死に役割を果たしながら、家族や村、地域全体で生き延びてきたのです。
技術も道具も知識も限られているなかでは、一気に生産性を高めることも難しかったはず。
作物が取れる季節も限られるため、村全体で養える人数には一定の限界があったでしょう。(苦渋の決断として、かつての「姥捨て山」なんていう風習ができたのかもしれません。)
だからこそ、私たちには、「着実に老い、やがて死ぬ」というサイクルが必要だった。
それは、自分自身、そして大切な家族・子孫・コミュニティを守ることに直結するから。

「老いなければ死ねない」という思い込み
この「老いて、死ぬ」というビリーフが、いかに自然に、深く根付いているか。
それを実感した出来事があります。
以前、「老化」とはまったく関係のないテーマでビリーフワークをしていたとき、流れの中で、「いつまでもエネルギッシュで健康でいられる」という感覚感情をダウンロードした瞬間、ふと、こんな疑問が湧きました。
「…え、じゃあ、どうやって死ねばいいんだろう?」
老いるから死ねるのに。
ずっと若かったら、「そろそろ…」と思っても死ねなくなるんじゃない?
それは逆に困るぞ…と。
それはとても自然な感覚で、ネガティブなエネルギーは全然なくて。
それだけ、このビリーフは当たり前の前提として自分に根付いてるんだな、と実感しました。
心地よい肉体で生きる
でも、「死を迎えるには、肉体が老いる必要がある」というのも、思い込みです。
シータヒーリングの観点では、死のタイミングは肉体の老化だけで決まるものではなく、その人の魂の学びや目的の達成度と深く関係していると考えます。今生で体験したかったこと、学びたかったことをやりきったと、ハイヤーセルフ(高次の自分)が判断すれば、老化の具合に関係なく、肉体を脱ぐという選択がなされる。
だったら、エネルギッシュで若々しく、気持ちよい肉体でいた方がハッピーだよね、と改めて思います。
ここでいう若々しさは、見た目だけではなく、エネルギーの巡り、回復力、好奇心、しなやかさ、生きる意欲。そうした内側の感覚も含みます。
老いることを選ぶのも、若々しく在り続けることを選ぶのも、どちらが正しいとか、良い悪いという話ではありません。
ただ、その選択が無意識のプログラムではなく、自分自身の意思であったなら。
この人生を、この肉体で、より楽しめるだろうなぁ。。。
ということで、私は、「老いなければ」というビリーフを引き抜いて、「いつも若々しく健康でいられる」に置き換えました。日本という豊かな国、令和という豊かな時代を、エネルギッシュに楽しみたいなと思います。
もし「自分も、同じ思い込みがあるかもしれないな」と感じた方、個人セッションではそのビリーフを丁寧にクリアリングしていきます。ご興味のある方はぜひ。

